ブロックストレージとは?

ブロックストレージは、最も古い、最も簡単な形式のデータストレージです。ここでは、データは「あなたが推測する」固定サイズのチャンク、すなわち「ブロック」に格納されます。それ自体では、ブロックは通常、データの一部を収容するだけです。アプリケーションは、SCSIコールを呼び出してブロックの正しいアドレスを見つけ、それらを整理して完全なファイルにします。データは断片的であるため、アドレスはブロックの唯一の識別部分です。ブロックに関連付けられたメタデータはありません。この構造は、アプリケーションとストレージがローカルの場合には、より高速なパフォーマンスを実現しますが、離れていくほど遅延が増える可能性があります。ブロックストレージが提供するきめ細かな制御は、トランザクショナルアプリケーションやデータベースアプリケーションなど、高性能を必要とするアプリケーションに適しています。

 

オブジェクトとブロックストレージの違い

ブロックストレージと比較して、オブジェクトストレージははるかに新しいものです。オブジェクトストレージにおいて、データはオブジェクトを形成するカスタマイズ可能なメタデータ・タグと一意の識別子とともにバンドルされています。オブジェクトはフラットなアドレス空間に格納され、オブジェクトの格納数には制限なく、スケールアウトが簡単です。メタデータ・タグは、オブジェクトストレージの重要なメリットであり、データの識別と分類という点に優れています。オブジェクトは、自己記述型であると考えることができます。オブジェクトを記述するユーザーまたはアプリケーションが割り当てる説明ラベルがあります。検索用アプリケーションを使用えば、データ自体を簡単に検索できない場合でも(画像、メディアクリップ、データセットなど)、特定のオブジェクトを簡単に探し出すことができます。

検索機能と無制限のスケールにより、オブジェクト・ストレージは、現在2020年までに44ゼタバイトに達すると予想されている非構造化データを扱ううえで理想的です。オブジェクト・ストレージは、このデータを効果的に大量に格納できる唯一のオプションです。

ここまで、オブジェクトストレージとブロックストレージの違いについての一般的な概要を述べてきました。現在、ブロックストレージは企業内で多く利用されていますが、オブジェクトストレージは非構造化データの爆発的な増加に対応するために最適なストレージです。

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